ゴヤとの出会い
投稿日:2006年8月30日
カテゴリ:未分類
こんにちは。八王子で入れ歯とインプラントと矯正に力を入れている、わたなべ
歯科医院の副院長の渡辺ひろみです。
フランシスコ・ホセ・デ・ゴヤ・イ・ルシエンテス この長い名前の「ゴヤ」は
18世紀後半から19世紀にかけスペインで活躍した天才画家です。
先々週、ニューヨークのメトロポリタン美術館で久し振りにゴヤの作品に
出会いました。
私とゴヤの出会いは小学校3年生の時です。
母に連れられて上野で初めてその作品を目にした時の衝撃は、もの凄く
この長い名前を空で覚え、ぶ厚い作品集を最初から最後まで毎日見て覚えて
しまう程でした。
ゴヤの作品の魅力はタッチが繊細で美しいをいった類のものでは無く、
その力強さ、迫力、オーラのあります。
宮廷画家でもあった「ゴヤ」は生活の為に国王家族、貴族の絵も沢山描いて
います。
ですが、それよりも庶民や時代の風刺を描いた作品の重々しい迫力は
他に類を見ないと言って良いでしょう。
人の心の奥底の闇に触れる様で興味深いです。
一昨年、「ダリ」を目当てに行ったスペインで、プラド美術館の「ゴヤ」を
見てから17歳の娘は「ゴヤ」の黒い絵シリーズの虜になっていました。
その姿は昔の自分を見る様で笑ってしまいます。
有名な作品「裸のマハ」「着衣のマハ」も肌が輝くように美しく
これも素晴しいのですが、まだの方は「黒い絵シリーズ」を是非ご覧になって
みて下さい。
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