様々な春
投稿日:2007年3月28日
カテゴリ:未分類
こんにちは。八王子で入れ歯と矯正とインプラントに力を入れている、
わたなべ歯科医院の副院長の渡辺ひろみです。
少しづつ桜の木が色づき始め、本格的な冬の到来はなく春になりそうですね。
春と言えば、新生活のスタートです。そして、色々な出会いがあり
また、別れも同様にあります。
当院でも頑張って働いてくれていたスタッフが、自身の夢を叶える為に
巣立って行きました。
残念に思いつつ、影ながら応援していきたいと思っています。
私も更なる成長の為、これからも邁進していくつもりです。
そんな中、栃木県のN歯科医院に見学に行って参りました。
そこにはN先生の開発した特別な方法で歯周病治療が行われていました。
高濃度のHcloを含む殺菌水で、歯周ポケット内を洗浄し除菌をする。という
ものです。
高濃度の殺菌水使用との事で、私の中では耐性や身体的な害はないのか?
という不安を持って説明を聞いていました。
ところが、実はHcloは白血球(好中球)の生産物であり、体内に細菌や
抗原物質が侵入した時、その部位に白血球が集合し高濃度のHcloで
細菌を攻撃する。という体内のメカニズムがあり、Hcloは好中球が
常時体内で生産している物質である事を知りました。
従って、この方法は殺菌療法であると同時に免疫療法でもある。と言えます。
最近では、10年前に効いた抗生物質も効きにくくなってきている事を
実感する事も多く、薬物療法では追いかけっこになってしまうと
感じていましたが、Hclo(活性好中球療法)を知り非常に期待が持てると
感動して帰って来ました。
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