口内フローラ 投稿日:2016年5月16日 カテゴリ:未分類 こんにちは。わたなべ歯科医院、歯科衛生士の藤本です。 腸内フローラ(腸内細菌叢)というのは最近よく耳にすると思います。 腸内細菌のバランスが崩れると便秘や下痢になってしまうので、 腸内フローラを整えることが大切なのだそうです。 口内にも口内フローラといわれる細菌叢があり、 このバランスが崩れることで病気になってしまいます。 私たちの口内には多数の細菌が存在していて、 その数は700種以上1000億個以上と大量の細菌がいます。 その中の善玉菌が多い場合は問題がないのですが、 悪玉菌が増殖すると起こりやすいのが虫歯や、 歯周病などの病気です。 では、どのような場合に悪玉菌が増加してしまうのかというと、 歯や歯肉の中にたくさんのプラーク(歯垢)が付いていたり、 体の抵抗力が低下したりした場合に増加します。 悪玉菌が増加すると歯肉に炎症を起こし 血管内に悪玉菌が入り込みやすくなります。 血管に入った悪玉菌は全身の血管をめぐり 様々な病気を引き起こすと言われています。 悪玉菌を増やさないようにするには、 毎日のブラッシングで磨き残しがないようにするのはもちろん 歯科医院での定期的なクリーニングや、体の抵抗力が低下しないように、 栄養や睡眠をしっかりとり、ストレスをためない事が大切です。 また当医院では口内フローラの改善をサポートする サプリメントや洗口剤がありますので、担当の歯科衛生士にご相談下さい。 ■ 他の記事を読む■ « 前の投稿 院長のセミナー日記 »