上の右7654番 左4567番の奥歯の部分入れ歯 (78歳)
奥歯の部分入れ歯の治療の解説
治療前
治療後
年齢・性別 | 78歳 男性 |
---|---|
入れ歯治療箇所 | 上顎 右7654 左4567番(部分入れ歯) |
治療回数 | 9回 |
治療費 | 330,000円(税込) |
リスク等 | ・入れ歯は経年劣化や日々の使用によって摩耗していきます。 ・日々のお手入れ、定期メンテナンスが必要となります。 |
経緯
上の奥歯が無く、上の前歯だけが残っている症例です。
どうしても自分の歯の残っているところで噛もうとするため、下の顎が全体的に前に移動し、上下の前歯同士で噛んでしまいやすいケースです。
上下の前歯だけで噛んでいると、前歯が欠けたりグラグラしてきたり、すり減ったりしてしまい、前歯が駄目になってしまいます。
そういった事が起こらないようにするため奥歯で噛めるような入れ歯を作りました。
治療内容
金具をかける歯が天然の歯だったので、少し削って入れ歯の金具を掛けやすい形に修正しました。
これにより金具を掛けている歯の寿命がグッと延びます。
他にも、前歯の裏側の金属の部分に下の前歯が軽く接触するようにして、前歯同士が直接強く当たらないようにしました。
また、発音しやすいように前歯のうしろの部分の金属をカットしました。
さらに、口蓋部(上顎)をメタルにすることにより 入れ歯を薄く作れ温熱感覚を感じられるようになり、自然な感じになりました。
この症例は金属の入れ歯でないと対応できないような症例でした。